オープニング・シーンの作成
のサイトを訪れる際に、最初に5秒だけ表示されるシーンをご覧いただけたでしょうか? そう、これです。 左のシーンです。 「なぁ〜んだ、大したことないジャン」などと冷たいことをいわんでください。 結構苦労したんだから・・・。

Shadeの詳しい操作方法及び用語解説はマニュアルやガイドブックに譲ります。 3Dの概念とShade独特の概念、必要なショートカット等を覚えれば、操作自体はAdobe Illustrator等とあまり変わりありません。(でもないか?)

それではShadeの勉強をかねて作ったこの作品から紹介していきましょう。
opening.jpg





テーブルの作成
ずはテーブル。 おそらくこれが一番簡単です。 なんといってもアンカーポイントの微妙な操作は必要ありません。

右の図が作成画面です。 具体的な作り方はというと、以下の通りです。

  1. 脚は円を斜めに「掃引」して4つに複製し、適当な位置に配置する。
  2. 天板は長方形を掃引して「自由曲面」に変換し、角に丸みをつける。(数値入力で可能)
  3. 天板と脚にはShadeに付属の「木目」テクスチャを適用。
  4. テーブルの上に長方形の形状を置き、そこにAdobe Photoshopで作成したコルクのようなテクスチャを適用する。

だいたいこんなところでしょうか。






地図の作成
に地図です。 これもIllustratorの操作ができれば、形状を作ることはそう難しくはないでしょう。 

  1. はじめにPenツールで上図の左下の正面図ように両端を巻いた形状を作成する。
  2. 作成した形状を上面図で 真下に「掃引」し、「自由曲面」に変換する。
  3. 上面図のアンカーポイントを操作して、上下をややへこませる。
  4. 紙の質感を出すために表面材質に「しわ」を軽めに適用。
  5. 「ピクチャーマッピング」用にPhotoshopあるいはPeinterなどで、地図のイラストを作成し、巻いてある部分を考慮して左右の余白を多めにつくって「ラップ」でマッピングする。

だいたいこんなところです。 この地図はこのサイトのHomePageにも使われています。 イラストはあまり得意ではないので、イラストレーターの姉に協力してもらいました。



 




スタンドの作成
、サブタイトルでは偉そうに銘打っておりますが、実のところこのスタンドだけは市販データの流用です。 元データはエクスツールズ社発売の「プロダクトデータ集 3Dカタログ [KOKUYO] 編」です。 ただ全く手を加えていないわけではありません。 なるべくシンプルにしたかったのでよけいな(と言っては作成者に失礼かもしれませんが)突起物は削除しました。 あとは表面材質の色を変えて、「点光源」を加えたくらいです。
desklamp.jpg





 

シーンの作成
Opening.shd分割図 後にシーンの設定です。 これが一番大変でした。 それぞれの形状の配置は割と明確なイメージが頭の中にあったのでさほど苦労はしなかったのですが、ライティングをどのように設定すれば効果的かを探すのが大変なんです。 まあ、まだShadeというソフトに慣れていなかったせいもあるけど、なにが大変かってテストレンダリングにやたらと時間がかかるんです。
ンダリングの一番早い「スキャンライン」モードでは形状自体の陰影は表現できても、その形状が他の形状に及ぼす影までは表現できないのです。 そこで「レイトレーシング」モードで確認することになるんですが、そのことに気づくのがだいぶ遅かったんですね。(マニュアル読めって) スキャンラインで何度もテストレンダリングを繰り返し、以前たしかにできたことのある、テーブルの上に映る紙の影ができないことにさんざん悩みました。 で、気づいたはよいけど「レイトレーシング」モードは遅い!(分散レイトレーシングは論外) 光源の配置や強さなどを設定し直してはイライラしながらテストレンダリングを繰り返し、やっと納得のいくシーンを作成することができました。 結局「曲面分割」の品質を落とせばレイトレーシングもそれなりに早いと気づいたのは、今回のシーンを作成し終わってからでした・・・。(泣)


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最終更新日:2001年6月20日(水)